スティーブン・キング原作で1994年に公開。
アカデミー賞7部門にノミネートされた名作「ショーシャンクの空に」。
この映画は名言が多く映画ファンからは名作だと称賛されています。
それはなぜなのでしょうか?
そしてショーシャンクとは何のことなのでしょうか?
作中に登場する名言も合わせてご紹介いたしましょう!
ショーシャンクの空に名言まとめ!
まずはショーシャンクの空にのあらすじを簡単に紹介しますね。
銀行マンで副頭取にまで登りつめた主人公アンディは、妻とその愛人を射殺した罪に問われます。
しかし銃を発砲した覚えのないアンディは、無実だという訴えが認められず終身刑を言い渡され刑務所へと収容されてしまいました。
受刑者となったアンディは刑務所で、決して幸せとは言えない人生を歩みます。
人生のどん底を味わうアンディは、仲間である調達屋と呼ばれるレッドがみても心配になるくらい、周りからの仕打ちを受け不安定になっていきます。
ですがそれは表面的な姿で、本当のアンディは少しも諦めてはいなかったのです…。
金曜ロードショー「ショーシャンクの空に」24年ぶりの地上波放送! 視聴者から多数のリクエスト #ショーシャンクの空に https://t.co/vUSUFy1vX8
— 映画.com (@eigacom) April 28, 2022
では、このショーシャンクの空にで放たれる数々の名言をご紹介いたしましょう!
名言①
「災害は誰かの頭上に舞い降りる、今回は私だった」
これはアンディがレッドに言ったセリフです。
人生において壁にぶつかったり理不尽な出来事に立ち止まってしまう。
でもそんな事は誰にでも起こりうる事で今回はたまたま自分の身に降りかかってしまった。と言っています。
アンディはすでに自分の身に降りかかった不幸を受け入れているから、このような言葉が言えるのだと思います。
受け入れてようやく次に進めるのだと感じました。
名言②
「だがあの壁をみろよ。最初は憎しみ、次第に慣れ、長い年月の間に頼るようになる」
これは服役期間50年で仮釈放になったブルックスが外の社会へ出る不安を感じ、行動を起こしてしまったことに対しレッドが言ったセリフです。
始めは困難な中に身を置いて理不尽を憎むのですが、そのうちに環境に慣れ次第にそれが当たり前となる。そしてそこが安息の地となり外へ出るのが怖くなる。
そのセリフと合わせて
「終身刑は人を廃人にする刑罰だ、陰湿な方法で」
というものもあります。
長い間刑務所の中で過ごす受刑者は、外の世界で生きていく力を削がれていくのでしょう。
これでは本当の更生は望めないと思います。
名言③
「音楽は決して人から奪えない」
これはアンディがレコードをマイクに繋ぎ、刑務所内に音楽を流したという事件を起こします。
その後、独房に入れられ出てきた彼が放ったセリフです。
独房内で聞こえないはずの音楽をアンディは心と頭の中で繰り返し聞いていた。
きっと自分の中にある、強い意志は誰にも奪えない。ということなのでしょう。
“ショーシャンクの空に”
一番好きなシーン…
皆さんはどうですか?まだ観ていない方は是非💪💪💪
“人から音楽は奪えない🎶”#ショーシャンクの空に#フィガロの結婚#モーツァルトhttps://t.co/uW1QnPoZyz pic.twitter.com/sTnwoA3Gu8— Toshinori🎻💖 (@1988desa) May 1, 2022
名言④
「単純な選択だ。必死に生きるか、必死に死ぬか」
これはアンディの冤罪を証明できるはずだったトミーが殺されてしまい、絶望の中アンディが発したセリフです。
人生にはこの2択。生きるか死ぬか。
こそに「必死に」という言葉が付くことによって、より強調されているように感じました。
名言⑤
「後悔しない日などない。罪を犯したその日からだ」
レッドが仮出所を審査する面接の際に言ったセリフです。
今までの面談では常に、
「自分は更生して社会に復帰できる」
と言い続けたレッドが、ようやく自分の罪に向き合い本当の更生をした証拠なのではないでしょうか。
名言⑥
「希望はすばらしい、何にも替え難い。希望は永遠の命だ」
仮出所をし、アンディとの約束の場所で見つけたアンディからの手紙に書かれている言葉です。
絶望の刑務所生活から抜け出したアンディが、持ち続けた唯一のもの。
それが「希望」。
だからこそアンディは生き続け、刑務所から脱出し自由を手に入れたのだと思います。
ここに挙げたもの以外にも、たくさん映画内には名言があふれていますよ!
ショーシャンクの空になぜ名作と言われるのか?
実は私もこの映画を観ました。
始めは冤罪で刑務所に入れられた不幸な男の話だと思って観ていましたが、話の後半。
アンディが自由をつかみ取った時に衝撃を受けました!
それはなぜか?
映画内にアンディが伏線をいくつも散りばめていて、それを見事に回収しきったからです。
点と点が繋がって1本の線になった時は爽快で痛快でした。
それと同時にアンディが一度も諦めなかったことに感動しました。
アンディは初めから、未来の為に計画を立て準備をし実行しています。
それはまさにこの映画を観る人の人生において、教科書的な役割を果たしているように感じられました。
たとえ困難な難題にぶち当たっても、どんな不条理な立場になっても、あのアンディを思い出し奮起する人は多いと思いますよ。
だからこのショーシャンクの空にが名作だと言われる由縁ではないでしょうか?
ショーシャンクとは?地名?場所?
ショーシャンクというのは、原作者であるスティーブン・キングが描いた架空の地名です。
メイン州ショーシャンク刑務所というものは実在しません。
ですがこの映画をきっかけに「Shawshank」は、「こっそりと何か大きなことをやり遂げる」という意味の造語になっていますよ!
ショーシャンクの空に名言まとめ!のまとめ
ショーシャンクの空にの名言、そして名作と言われる由縁などについてまとめました。
一度は観てみて絶対に後悔はない!ともいえるこの映画は、人生のバイブルとして数多くのファンから絶大な人気を誇っています。
ストーリやキャストも本当に良く見入ってしまいますが、ぜひ名言も一緒に拾いながら観てみてくださいね!